心理学用語

後光効果(こうこうこうか)とは、ある対象を評価する際に、その対象の一部に引きずられて、全体の評価が歪められる現象です。この現象は、心理学者のエドワード・ソーンダイクによって1920年に提唱されました。

後光効果は、主に以下のような3つの要因によって引き起こされます。

* 第一印象:人は、初めて会った相手の第一印象を重視する傾向があります。そのため、第一印象が良くないと、他の要素を無視して全体の評価を下げてしまうことがあります。

* 類推:人は、ある要素から他の要素を推測する傾向があります。そのため、ある要素が優れていると、他の要素も優れていると推測してしまうことがあります。

* 印象の一致:人は、自分の印象に合った情報を好んで信じてしまう傾向があります。そのため、自分の印象に合わない情報を見聞きしても、それを無視してしまうことがあります。

後光効果は、人事評価やマーケティングなど、さまざまな場面で問題を引き起こす可能性があります。例えば、人事評価においては、外見が優れているだけで、能力が優れていると評価されることがあります。また、マーケティングにおいては、見た目が良く見える商品やサービスが、実際には質が良くない場合でも、人気があることがあります。

後光効果を避けるためには、以下のような対策を講じることが重要です。

* 複数の要素を評価する:後光効果を避けるために、評価する際には、複数の要素を考慮することが重要です。例えば、人事評価においては、外見だけでなく、能力や経験なども考慮して評価する必要があります。

* 偏見を排除する:後光効果を避けるために、偏見を排除することが重要です。例えば、マーケティングにおいては、見た目が良く見える商品やサービスだけに注目するのではなく、質や価格なども考慮して判断する必要があります。

後光効果は、人間の認知バイアスの一種です。この現象を理解することで、後光効果による誤った判断を避けることができます。

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