心理学用語

曖昧さ回避(あいまいさかいひ)とは、経済学や意思決定理論において、確率が未知であるような事象を回避しようとする選好のことである。曖昧性忌避、不確実性回避などとも呼ばれる。

曖昧さ回避の存在は、1961年にアメリカの経済学者デイヴィッド・エルスバーグによって提唱された。エルスバーグは、以下のような2つの選択肢を被験者に提示した。

* 箱A:1/3の確率で$1,000を獲得し、2/3の確率で何も獲得しない。

* 箱B:箱Aよりも良い結果になる可能性があるが、その確率は不明である。

この実験の結果、被験者の多くは箱Aよりも箱Bを選択した。これは、被験者が箱Bの曖昧さを恐れ、箱Aの確実性を好んだためであると考えられる。

曖昧さ回避は、様々な場面で観察されている。例えば、投資家は、確実に利益が得られる投資よりも、不確実な投資を避ける傾向がある。また、消費者は、未知のブランドの商品よりも、既知のブランドの商品を好む傾向がある。

曖昧さ回避は、人間の意思決定に大きな影響を与えている。曖昧な状況では、人々はより慎重になり、リスクを避ける傾向がある。これは、人間がリスクを回避する傾向があるためであると考えられる。

曖昧さ回避を理解することは、人間の意思決定をより良く理解するために重要である。曖昧な状況で人々がどのような選択をするのかを予測することで、企業や政府は、人々の意思決定に影響を与えることができる。

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