心理学用語

マッチング仮説とは、人々は自分に似た社会的地位、容姿、性格、価値観を持つ人を求めて恋愛や結婚をする傾向にあるという仮説です。この仮説は、1966年にアメリカの社会心理学者エレイン・ハットフィールドによって提唱されました。

ハットフィールドは、1965年に学生を対象に行われた調査で、学生は自分と似た社会的地位、容姿、性格、価値観を持つ人を求めて恋愛をしていることが明らかになったことを報告しました。この調査では、学生は自分と同じ学部に所属している人、自分と同じ身長の人、自分と同じ宗教の人、自分と同じ価値観を持っている人、自分と同じ趣味を持っている人などを好む傾向にあることが示されました。

マッチング仮説は、その後の研究でも多くの支持を得ています。たとえば、1973年に行われた調査では、結婚している夫婦は、お互いの社会的地位、容姿、性格、価値観が似ている傾向にあることが明らかになりました。この調査では、夫婦がお互いに似ているほど、結婚生活の満足度が高いことも示されました。

マッチング仮説は、なぜ成立するのでしょうか。その理由の一つは、人は自分に似た人と親近感や共感を抱きやすいためです。また、人は自分に似た人と会話が弾み、長続きしやすいと考えるためです。さらに、人は自分に似た人と結婚することで、経済的・社会的・精神的な安定を得ることができると考えるためです。

マッチング仮説は、恋愛や結婚において重要な役割を果たしています。この仮説を理解することで、自分にとって相性の良い相手を見つけることができるかもしれません。

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